自然に生える草

自然とともにあるシンプルな暮らし、庭づくり、ランドスケープ、建築。

ムベジャムの作り方

f:id:greenarchi:20191124174511j:image

 


ムベの実は甘すぎて、いつも食べずにシーズンが終わってしまいます。ムベは、タネがいっぱいで、パッションフルーツのように、タネの周りの果肉をしごいて食べても良いのですが、食べづらいのでジャムにしてみようと思います。

ジャムにしておけば、砂糖の代わりに使えそうです。

ムベは栄養豊富で、長寿の食べ物だそうです。コレステロールを下げる効果もあるのだとか。

 


うちの周りになってるムベを適当に収穫して、今年はジャムをつくってみます。

 

f:id:greenarchi:20191124174601j:image
半分にわって、スプーンで柔らかい部分をえぐりとります。

f:id:greenarchi:20191124174701j:image
f:id:greenarchi:20191124174704j:image

鍋に入れて、水も何もいれず、かき混ぜながら4、5分煮たら、ザルでこします。

ムベのペーストのようなものができました。

これを一旦味見すると、葛湯のようにまったりしています。

これにすり下ろしたリンゴ一個を加えて軽く煮ます。

f:id:greenarchi:20191124174744j:image

するとこんなオレンジ色になりました。りんごの酸味が加わって、爽やかな感じなりましたが、ジャムというよりペーストですね。

f:id:greenarchi:20191124174802j:image


このまま食べるより、調味料として、ドレッシングや、カレーなどに混ぜると良さそうです。

 

アボカドでしょうか

f:id:greenarchi:20191123194812j:image

植えた訳でもないのに、生えてきたこの植物、アボカド🥑でしょうか。去年、自然に生えて来て、冬に姿を消したものの、また今年、同じ位置から生えてきて、背丈も昨年よりずっと大きくなりました。室内の植木鉢で芽を出したアボカドの葉と同じように見えるので、これもアボカドなのではないかと思っています。

 

私の庭は、生ゴミを埋めて堆肥にしてるので、野菜が芽を出すことが多いので、毎日のように食べているアボカドが生えてきてもおかしくありません。

 

台風にも耐え、寒くなってきた11月の終わりでも、まだ青々としているこの植物。

今年は冬を越せるのでしょうか。

アボカドは南洋系の植物なので、冬は苦手かもしれません。今のうちに鉢揚げしておく方法もあると思いますが、まだ様子を見ておくことにしてみましょう。

 

生ごみをたい肥化する最も簡単でローコストな方法

庭があるなら、生ごみをたい肥にして、有効活用したいものです。

生ごみたい肥で野菜を作って、食べて、その野菜くずをまた土に戻す。小さな循環系が身近な庭先で生まれるのは、気持ちが良いものです。

 

少人数の私の家族から出る野菜くずやお茶殻、コーヒーのくずの量なんてたかがしれていますが、多くの家庭が生ごみを出さないようにすればかなりの量になるので、たい肥化するためのコンポスト容器や、機材に補助金を出している自治体も多いですね。

 

しかし、コンポスト化も、虫が湧いたり、結構な手間がかかってしまいます。広い裏庭があって、木の枝で囲った「しがらみ」に落ち葉を入れたようなたい肥場なら良いのですが、道路に面した狭い庭に、プラスティック製のコンポスト容器が置いてあるのは美しくもなく、そこから匂いが漏れ出るのではないかと気がかりです。

 

最も簡単な方法は、土に直に埋めてしまうこと。

 

このやり方は、有機野菜を作っている方から教わった方法です。コンポスト容器に入れるより楽で、コストが全くかかりません。ただ単に穴を掘って埋めてしまうだけですからね。

 

生ごみをごみ箱に入れておくと、臭くなるし、夏場はショウジョウバエが発生してしまう。コンポストもそうですね。

エグイ生ごみになる前に、庭に埋めちゃうのです。

 

小さいクワでちょっと掘って土を被せるだけ。野菜くずやお茶殻、コーヒーかすなら、深く埋めなくても大丈夫で、いつの間にか土に帰っています。

魚の頭などは、カラスや猫が掘ってしまうのでちょっと深めに埋めます。魚の頭は、生ごみでごみ箱に入れておくと匂いがキツイのですが、庭に埋めれば良いたい肥です。

 

埋める場所は、毎日位置をずらします。植物の間の隙間に埋めたり、今の時期だと夏野菜を片付けた後の場所に埋めていきます。結構すぐに生ごみも土にかわるので、狭い庭でも、案外ローテーションができます。

 

f:id:greenarchi:20191122194932j:plain

そして、思いがけず、食べられる植物が生えてくることもあります。

庭があれば、ぜひお試し下さい。