自然に生える草

自然とともにあるシンプルな暮らし、庭づくり、ランドスケープ、建築。

トウワタ アスクレピアス・クラサヴィカ

 

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11月のある日、庭の片隅に、見たこともないような、花が咲いているのを見つけました。

 


小さな星型の花で、くっきりと鮮やかな黄色とオレンジ。ツボミのような丸い部分は赤。プラスチックで出来ているかにような、ウソみたいな色合い。

 


クネクネ曲がったボックセージと、ゼラニウムのすき間にスッと立って、「殺風景な庭だから、咲いてみましたよ。」とでも言いたげ。

けれど、すっかり日が暮れるのが早くなった日暮れ時の、蒼く沈む草むらのなかで、どこかはかなげに映ります。

 


この植物は、トウワタ のようです。

スマホのアプリで、植物の写真を送れば、教えてくれるというのがあるらしいのです。

GreenSnap

というアプリを試してみたら、速攻で誰かとAIが教えてくれました。

確かにトウワタですね。凄い。

 

今度はググって更に調べてみます

 

トウワタ 唐綿 アスクレピアス

キョウチクトウ科

トウワタ


多年草

原産地 南北アメリカ

 


メキシコや南アメリカ原産の

アスクレピアス・クラサヴィカ種

学名(Asclepias curassavica)

耐寒性低い

多年草だが寒さに弱いため、日本では一年草として栽培される。

種子で増える。

 


アメリカ原産のアスクレピアス・ツベロサ種 (ヤナギトウワタ)

学名(Asclepias tuberosa)

耐寒性高い

 


耐寒性の低いものと高いものがあるようです。

 

うちの庭に生えてきたものはクラサヴィカのようです。冬には姿を消してしまうかもしれませんが種子で増えるようなので、種子ができたら収穫しておこうと思います。

種子はフワフワの綿毛に包まれるようなので、それも楽しみ。